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これまでに出会った中で、私が絵本や本などから得た魔女のイメージを彷彿させる人が二人ほどいます。 この場合の“魔女”というのは、森の中に住み、黒いとんがり帽子やマントを身に着け、ぐつぐつと湯気の昇る大鍋をかき混ぜたり、ほの暗いランプの下で、古めかしい分厚い本の黄ばんだページをめくっている姿などです。 鍋の中身は薬草など、そして分厚い本には古来よりの叡知が記されているようです。 私が出会った二人の女性もまた、そうした叡知を自らの体験の中で培ってきた人たちです。 そして、それ故に彼女達には〈不思議〉とも思われる力があります。 ************ 魔女witchの語源は中世英語の WICCA だといいます。現代英語では WISE WOMAN / 賢い女性 という意味です。 「薬」という字は 草を楽しむ と書きますね。 日本にも薬草狩の記録や歌がありますよね。 そう、人は病を癒すために様々な植物や鉱物を用いてきたのですね。 ダラムサラを訪れた時、チベット医学の女医さんのところで、色々な薬草から作られた丸薬をいただきました。(大粒の正露丸みたいなの) 治療院の裏庭では蒸したりしているのか、もくもくと湯気が立ち上り、薬草の匂いが立ち込めていました。 女医さんは大きな温かな手をしていて、恰幅のいいあったかい笑顔の方でした。 アメリカインディアンのメディスンマンや、実は田舎の近所のおばあちゃんも、自然の力と共生してきたのですね。 是非、アロマを通して現代の魔女 wise woman になってみたいものです。
風邪をこじらせてしまった時のことを考えて、ちょっと書いてみましょう。 以前、喉頭炎になって、全く声が出なくなってしまったことがあります。 丁度病院も休みで、精油を希釈して喉に塗りました。 20分程経ってから、すーっと体内に吸収されていく感じがあって、1時間位してから喉が大分楽になりました。 翌日には声も出るようになりました。 このことがきっかけで、「ちゃんと精油の勉強をしてみよう」と思うようになったのです。 確かその時は、カモミールとタイムリナロールとレモンを5:1:2の割合で使ったと思います。 ******************** 喉頭炎、気管支炎によい精油を挙げてみましょう。 マジョラム(胸部の感染症、かぜ、気管支炎、喘息に) サンダルウッド(胸部の感染症、気管支炎、から咳などに) サイプレス(鎮痙作用があり、気管支炎、喘息のせきを軽減させる) ゼラニウム(リンパ系を刺激、咽喉と口腔の感染症に有効) 先に書いた「咳が出たとき」の精油も参考にしながら、喉の調子がよくないときに組み合わせを考えます。
何かの時に、参考にしている図書などです。 アロマテラピーのための84の精油フレグランスジャーナル社 精油のプロフィール、働きなどがコンパクトに、しかもぎっしり詰まっていて信頼できます。 歴史におけるアロマも垣間見ることができて、読むのが楽しい本です。 プロフェッショナルのための アロマテラピーフレグランスジャーナル社 本格的にアロマテラピーを展開するに当たって、真剣に目を通しました。 実例から様々な可能性をうかがい知ることのできる貴重な本です。 また、基本的な使用上の注意なども記されていて、たいへん役立ちます。 アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典東京堂出版 キャリアオイルの性格をよく把握しておくためにも必要な本です。 The Fragrant Pharmacyこれは私がアロマを知って、一番最初に買った本です。 当時はアロマは日本ではほとんど知られていませんでした。 イギリスの本ですので、現在日本で一般に勧められているよりも希釈度は大きいです。さまざまな調合例があげられていて、実際にとてもいい結果をもたらしてくれています。その時々で、応用して使っていますが、今でも一番大切な一冊です。
良い香りのお風呂に入れば、一日の疲れもさっと飛んでいってしまいます。 全身浴の場合、浴槽に5、6滴までの精油を垂らして、よくかき混ぜます。 半身浴の場合には、少なめに。 また手浴や足浴などの場合は2、3滴ほど使います。 精油を乾燥ミルクや天然塩などの基材で希釈してから湯に入れるのもよいでしょう。 精油によっては肌に刺激を感じるものもあります。万が一刺激を感じたら流水ですぐに洗い流しましょう。
文字通り香り浴びるという意味です。 もっとも手軽に楽しむことのできるアロマテラピーです。 芳香拡散器には電気式のものやキャンドルを使うものなど、いろいろあります。 詳しい使用法は拡散器の説明書に従いましょう。 また、拡散器を用いなくてもできる芳香浴もあります。 小振りのボールにお湯を8分目まで入れて精油を1、2滴垂らします。 (絶対に間違って飲まないでね!) あるいは外出の際に、ハンカチなどに精油を1、2滴垂らします。 (このときには、精油が直接肌に触れないように注意します。)
精油を、アーモンドオイルやホホバオイル、マカデミアンナッツオイルなどの植物油で希釈したものをトリートメントオイルと呼びます。 通常日本ではトリートメントオイルは約1パーセントに希釈して使うことが勧められています。 つまり10mlの植物油に対して精油2滴の割合です。 顔などのデリケートな部分には、その半分の精油を使用します。 精油は1種類を希釈して使うよりも、2-3種類を調合して使うことにより、シナジー効果が期待できます。つまりそれぞれの精油の働きをお互いに助け合い、より深い力を引き出しあうのです。 香りの組み合わせや独自のバランスを見つけながら、精油を調合するのは楽しいことです。
一時半袖で過ごせるくらい暑かったのに、また急に涼しくなりました。 寝冷えしてしまったみたいです! 最初喉が少し痛かったのですが、咳が出始めて、あっという間に声がかすれてしまいました。 我ながらうっとり(?)するようなハスキーボイスです。 でも、大きな声が出ずに、困ります。 まず大切なのは身体を温めること、心身の疲れを取ることです。 少しぬるめのお風呂にゆっくり浸かって、頭も一緒に休めます。 それからユーカリ、カモミール、ティトリーでトリートメントオイルを作り、胸の前後と喉に塗りました。 今日は日曜日、ゆっくり休みます。 ******************* 風邪や咳の症状によい精油として ティトリー (免疫系を強化して感染症を予防、殺菌消毒) ユーカリ (抗ウィルス作用により、気道の炎症を緩和) レモン (循環器系の強壮、免疫強化、解熱) フランキンセンス (肺の浄化、せきや気管支炎、喉頭炎の緩和) カモミール (白血球の生産を促進して感染症を予防) などがあります。 キャリアオイルに希釈してマッサージしたり、 吸引や芳香浴をしてみるとよいでしょう。 *******************
アロマテラピーは、私達が手軽に実践できる素晴らしいものです。 ただ精油についての正しい知識を持っていた方が、あらゆる意味で役立ちます。 天然のものであっても、いえ、だからこそ、精油の働きは強力です。 ブログでも、様々な提案をさせていただく際には注意事項を載せますが、一人一人の体質や体調によって、一律なものではありません。ご使用の有無は、どうぞ個人の判断にてお願い致します。 以下に、精油を使用する際の、ごく簡単な注意を挙げてみましょう。 ・精油を直接肌につけたり、飲んだりしないようにしましょう。 ・光毒性のある精油(主に柑橘系の精油)は日中使用しないようにしましょう。(しみになるおそれがあります) ・妊娠期には使用してはいけない精油がたくさんあります。注意しましょう。 ・赤ちゃんへの精油の使用は、とても慎重にしましょう。(1歳未満の赤ちゃんへの使用は控えましょう) ・高血圧、その他、疾患などでお医者さんにかかっている人、また、薬を飲んでいる方は、医師と相談してください。 ・ホメオパシーの治療中の方は、使用できない精油があります。 ・精油は熱や光、空気などの影響を受けやすいので、冷暗所で保管して、期限以内に使い切るようにしましょう。また、火気には十分注意して扱いましょう。
アロマテラピーとは、ハーブや果実から抽出した天然の精油を、ホリスティックな観点から美と健康の増進に役立てるものです。 古代のエジプトでは、様々な目的でハーブが使われていたことが明らかになっていますし、医学の祖といわれるギリシャのヒポクラテスは「健康は、アロマバスに入り、アロママッサージを毎日行うことである」と記しています。伝染病の予防としてもアロマテラピーは有用でした。 インドのアーユルヴェーダ、また中国医学の発展についてもまた、皆さんご存知の通りです。 私達日本人にとっては、中国で発達した『漢方』は、ごくごく身近なものです。 また、香を焚き染めていた私達の祖先の文化も忘れてはならないでしょう。 グローバルな現代では、私達は西で発達を遂げたアロマテラピーの恩恵をも、楽しむことができるようになりました。 古来より人は自然との共生の中で暮らしてきました。 心身の癒しとは、有機体である私達が、その繋がりを再び感じ取ることができたときに起こるのでしょう。 このブログでは、私が生活の中で実践しているアロマテラピーをご紹介してゆきたいと思います。
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